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宮里優作 初優勝 号泣 抱擁 [ゴルフ]

宮里優作 初優勝 号泣 抱擁


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「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。
プロ12年目の宮里優作がトータル13アンダーで
逃げ切り悲願のツアー初優勝を達成した。



歓喜の瞬間、宮里家はみんな泣いていた。
父優氏、母の豊子さん、妹で女子プロゴルファーの藍さん。
そして妻の紗千恵さんの目が真っ赤に染まった。


悲願のツアー初優勝が決まった瞬間、
兄はその場にしゃがみ込み、
その兄を応援してきた妹は人目もはばからず号泣した。




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3ストロークのリードを持って迎えた最終日も、
勝利へは決して平たんな道のりではなかった。


これが16回目の最終日最終組となる宮里は、
出だしの1番でボギーを先行させると、4番でもボギー。


「追う立場のほうがこのコースでは絶対にしんどいと思っていた。
とにかくミスしてもネガティブワードを言わないように結果だけ。
感情はいれずに、そこは流していた」


6番、7番の連続バーディで一時はイーブンまで戻したが、
8番、9番、10番と3連続ボギーを叩いて15番を終えた時点で
呉阿順に1打差まで迫られてしまう。

それでも、途切れそうな勝利への細い糸を懸命に紡いだ。



宮里は17番でバーディを奪って突き放すと、
最終18番では左のラフから2打目をトップさせて
反対側のラフまで転がしてしまうトラブルに見舞われたものの、

3打目のアプローチを直接カップにねじ込んで“優勝”の2文字をつかみとった。



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日本学生3連覇などタイトルを総なめにしたアマチュア時代から
プロトーナメントでたびたび優勝を争い、鳴り物入りで03年にプロ転向。


だれもがすぐに頂点をつかみ取る逸材と信じて疑わなかった。
しかしプロ転向後は16回の最終日最終組(うち4度はトップ)と
あと一歩まで迫りながらも未勝利に終わっていた。



「諦めかけたこともあったけど、周りのスタッフや家族に支えられて
やっとここまで来ることが出来た」と涙ながらに語った宮里。


優勝が決まった瞬間、この日応援に来ていた妹の藍は大粒の涙を流した。
その涙が表すようにここまでの道は決して平坦ではなかった。



結果が出ない中でも宮里を支えたのは家族だった。
ゴルフを与えてくれた両親、離れていても常に連絡を取り合う兄・聖志と妹の藍。


そしてなにより07年に結婚した妻に何度も支えられた。
「妻は僕のせいでいろいろ言われたと思うし、
辛い思いをさせてきたと思います。これから幸せにしたい」。



そう語った夫を涙で見つめた紗千恵さんは、
宮里が悩んでいる時期も無言の愛をつらぬいていた。


「シードを何年も守ってくれて活躍してくれていることがすごい。
優勝というのは人から何回も言われていると思うので、
2人の中で優勝という言葉を話すことはなかったです」。

そんな妻の気遣いが痛いほどにわかっているからこそ、
なによりも優勝を届けたかった。



それだけに勝利の喜びもひとしおだったはず。
それでも「まだまだ1勝じゃ足りない。

2勝、3勝と積み重ねていって本当に強いプレーヤーを目指したい」と
涙で赤くはらした宮里の視線は遠くを見据えていた。



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いやぁ~見てて本当に感激したね。 最後も劇的だったし。
家族一人一人との涙の抱擁シーンにもらい泣きしたよ。



これで無冠の帝王の汚名も返上か。これからバンバン勝つと思うよ。
今まで勝てなかったのが本当に不思議な選手だったけど、


ここから伝説を作ってくらたら嬉しいね。
ルーキだけが活躍しても盛り上がらないし。


こういった中堅どころが頑張れば、男子ゴルフ界の活性化につながるよ。



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【最終結果】
優勝:宮里優作(-13)
2位:呉阿順(ゴ・アジュン)(-10)
3位:谷原秀人(-9)
4位:山下和宏(-7)
5位:イ・キョンフン(-5)
6位T:藤本佳則(-4)
6位T:小田孔明(-4)
8位:藤田寛之(-3)
9位T:小林正則(-2)
9位T:小平智(-2)
9位T:キラデク・アフィバーンラト(-2)

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